2016年9月20日火曜日

Aの人の性別観は独特?

あくまでSNSの印象だけど、Aの人の自己紹介を見ているとなんだかノンバイナリーな人が多いと感じる。

なぜだろう?
いや気のせいかもしれない。

自認の種類は、男女以外にも無限に広がっている……という話は、セクシュアリティ界隈を少し覗いたことのある人ならだいたい知っている。
それが常識なだけに、自分の内側や、世間との違いを、繊細に表現するのかもしれない。

Aセクシャルに限って言えば、一部の性別が決定的な要素になる行為を求めないこともあって、性別というものがより観念的というか、性別の判断に占める行動規範の比重が大きいのかもしれない。何言ってんだろう。

……適当だけど、
他者の性別をゆるめに見ているのなら、自分のことも同じ感覚で見るだろうし、ひょっとすると他人以上に曖昧に過ごしているかもしれない。


※以下、性嫌悪の人は注意※

急な話になるけど、
Aセクシャルに関する調査のなかで、「自慰や性的な空想」についてアンケートしたものがあって、それには「他者が出てこない」とか「自分が出てこない」という傾向がみられたらしい。

こちらの記事(2014年)によると、

対象となったAセクシャル534人のうち、19%が性的な空想なしで、50%が月1回以上の性的な空想ありでの自慰行為をしているという。(また20%は、自慰も性的な空想もしない。)

人によると驚いているかもしれない。
また、続けてこういうことが書いてある。

(自慰が「身体的な緊張の解消」という話や、それが他者に向かない話などに続いて)
2012年のボガート氏の研究で、「自身の感覚と、空想内の性的な対象とが切り離されているタイプ」という分類がなされたのだという。
これは、他者へ性的に惹かれることがない(自身の感覚)一方で、にもかかわらず自慰を促すはっきりした対象を持っていること、と説明されている。

かなり興味深かったので、この部分では普段引かないような単語も調べてしまった。


だいぶ脱線したが、このタイプにみられるように、自分を性に関係させていないのかもしれない。
……いや、実際はAセクシャルは自認の一つにすぎない、というダブルマイノリティの方が積極的にSNSに参加しているだけかもしれない。うん、たぶんそんなところだ。

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